2019-06-16から1日間の記事一覧
「途上国の赤ちゃんの命を救いたい」なんて、聞こえの良い、格好良いことを、いっても、自分の実力を考えると、現実はむちゃくちゃ厳しい。 一介の臨床医である自分に何ができるのか。車中で自分の現在地と目標を考えた時に、絶望的な気持ちになり、ため息を…
22日間の命 2016年3月5日 車で横道に何度も入り30分すると、1年半前に出会った、赤ちゃんを失くしたお母さんのご自宅に着いた。 車から降りると、お母さんと、その夫、4歳の男の子が、僕には分からないクメール語を話しながら、「おまえ、また来たのかー!…
プノンペンの空港から車を北西に3時間30分ほど走らせると、僕たちがお手伝いさせてもらっているコンポントム州ストーン群ベン村にあるGRPAPHIS小学校に着いた。 2005年、大学2年生の時に、渋谷の郵便局でパンフレットを見た。 「150万あればカンボジアに小…
一からの再出発。 2016年3月3日 明日、自分が亡くなるとしたら、自分は何をするだろう? 「医療の届きずらい地域に、医療を届ける事」 川原先生と出会い、自分に聞くと、やっぱり、そんな事が素直に昔から、自分が一番やりたかった事だった。 夢や目標をすぐ…