お世話になった方が亡くなったことと、この世界に何かを残すこと。
NPOの立ち上げ、いや立ち上げ前からお世話になった方が、亡くなった。
一週間前にその悲報を聞いた時、自分の中で時が止まった。
70歳前後だったその方が、突然亡くなることは、まったく予想していなかった。
いつも、僕たちの活動を応援してくれていた。
メディアにでたり、結果がでているときは、たくさんの人が来てくれる。
それはそれで有難いけれど、でもやっぱり、何もないときから、見返りなしに応援して
くれた恩義は忘れられない。
この気持ちはいつか、薄まってしまうから、書き残しておくことにした。
いつも、僕は忘れる。
悲しいことも、大切だったことも。
僕は、今まで三冊の本をだした。
今みると、その三冊の本は、今の自分にとって、笑っちゃうぐらいのことが書いてある。
恥ずかしくて、読めない時もある。
それでも、僕はよかったなと思う。あの時の感情は、あの年代にしか、書けなかっただろうから。
その方が亡くなったことを受けて、その時に思った事を残しておこうと思った。
また、今年本をだしたいと思う。
二冊考えているのがあって、
一冊は、新型コロナを受けて、色々迷っている人に書きたい。
それはきっと、少なからず、僕や僕の周りにも言える。
だから、webの講演会をすることにした。
自分が話すんじゃなくて、僕が尊敬している方々を呼ぶことにした。
教えるんじゃなくて、教えてもらうことにした。
教えてもらったことを、色々な人にシェアさせてもらうことにした。
一人目のゲストは、20代最後の時、最も影響を受けた方だ。
川原尚行先生。
闘牛の様な人だ。エンジンがこの人とは、違う気がする。
国際協力では、川原先生やグローバルファンドの國井先生や、ジャパンハートの吉岡先
生は同じ世代の方なんだけど、全員パッションがすごすぎる。
「ただ目の前の人を、何も考えずに救おうとする」
そこに、きっと、普通の人なら数秒考えるけれど、川原先生は、コンマ何秒もなく飛び込む。
それが、僕の最も尊敬している点です。
一回、お酒一緒に飲んだら、人生史上最高に飲んだ。ひどい二日酔いになった。
何でもいいから、今考えていることを残そう
それは、誰かの一歩をすすめたり、誰かの夜の涙をとめたり、誰かの死にたい瞬間をもしかしたら、止められるかもしれない。
本当はね、本でも、医療でも、国際協力でも、僕は何でもいいんだと思う。
それで、人が笑ってくれるなら。
何かを残そう。
web講演会でもたくさんの方にお世話になりました、いつも本当にありがとうございます。
ブログも頑張って、書いていきますね。
向井理さん推薦!
~献身(ボランティア)とは何か
愚直に自分と向き合う医師の現在進行形の物語~
映画化以降の8年間の苦悩、悔しさ、涙、仲間の大切さ、出会い、自分の幸せ、収入やキャリア、夢や目標の叶え方、なぜ僕たちは働いているのか?色々なものを詰め込みました。
僕たちはヒーローになれなかった。
けれど
みんなと一緒になら、目の前の命を救うことができる。
NPO法人あおぞらを通じて、印税をカンボジアの手洗い場建設等に使わせていただきます。
(初版の印税で一つ目の手洗い場を2020年4月に建設させて頂きました。)
★NPO法人あおぞら
ホームページ更新いたしました。カンボジア、ラオス、タンザニアで母子の命を守るため、マンスリーサポーター募集中です。